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中学生の夏期講習の選び方|学習内容や費用、塾選びのポイントを解説
塾の選び方

2022.08.01

2025.06.11

中学生の夏期講習の選び方|学習内容や費用、塾選びのポイントを解説

中学生にとって夏休みの約40日間をどう過ごすかで、2学期以降の成績が大きく変わります。

多くの中学生が夏休み中に塾の夏期講習を受講し、1学期の復習や受験対策に取り組んでいます。特に中学3年生にとっては、高校受験に向けた重要な準備期間になります。

  • 1学期の成績が思うように上がらなかった
  • 苦手科目をこの夏で克服させたい
  • 受験勉強の進め方がわからない

こんなお悩みはありませんか?

夏期講習は、これらの課題を解決する有効な手段の一つです。

この記事では、中学生の夏期講習について、内容や費用、塾選びのポイントまで詳しく解説します。お子様に最適な夏期講習を見つけるための参考にしてください。

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中学生の夏期講習の内容

夏期講習の内容は、集団指導塾と個別指導塾で異なります。

集団指導塾

集団指導の塾では、一つの教室で複数の生徒が同時に授業を受ける形式で夏期講習が実施されます。

夏期講習の内容

集団指導塾では、主に次の内容で夏期講習が開講されています。

  • 5教科(英数国理社)または3教科(英数国)
  • テーマ別講座(英文読解教科講座など)
  • 各種検定対策

同じ塾でも教室によって開講内容が異なる場合があります。

夏期講習の1日の流れ

夏期講習のスケジュールは、塾や学年によって異なります。ここでは、早稲田アカデミーの夏期講習を例に挙げて紹介します。

スケジュール
早稲田アカデミー15:00~16:50(理科・社会のうち1科目110分)
17:30~19:20 / 19:30~21:20(英語・数学・国語のうち1科目110分×2コマ)

個別指導塾

個別指導塾では、講師と1対1または1対2~3で個別に学びます。

夏期講習の内容

個別指導塾では、通常の個別指導のコマ数を増やし、これまでの復習や苦手科目の集中学習などを行います。事前に塾と相談し、希望する内容の指導を受けることができます。

夏期講習の1日の流れ

個別指導塾の場合は、好きな日時を選んで受講できます。ここでは、個太郎塾の例を紹介します。

スケジュール
個太郎塾14:00〜21:20この時間の中から自由選択(1コマ80分)

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夏期講習の実施期間と申し込みのタイミング

夏期講習の実施期間

夏期講習は7月中旬から8月下旬にかけて実施されます。

期間の特徴

  • 中学1・2年生:約2〜3週間
  • 中学3年生:約4〜5週間(受験対策のため長期間)
  • 一部の塾では前半・後半から選択可能

申し込みのタイミング

夏期講習の申し込みは5月中旬頃からスタートします。

早期申し込みのメリット

  • 受講料の早割適用
  • 希望の時間帯や講座を確保しやすい
  • 定員制の講座も確実に受講できる

中学生向け夏期講習の費用相場

中学生の夏期講習の費用について、具体的な塾の費用を例に挙げて紹介します。

集団指導塾の費用相場

集団指導塾の夏期講習費用の例を紹介します。

<早稲田アカデミーの夏期講習費用>

学年期間一般生料金
中学1年生8/17(日)~29(金)5科目:86,600円
3科目:59,400円
中学2年生前期:7/21(月祝)~8/2(土)
後期:8/17(日)~29(金)
<レギュラークラス>
5科目:115,200円
3科目:76,800円
<特訓クラス>
5科目:192,000円
3科目:153,600円
中学3年生前期:7/21(月祝)~8/2(土)
後期:8/17(日)~29(金)
5科目:217,600円
3科目:153,600円

個別指導塾の費用相場

個別指導塾の夏期講習は、通常料金または通常料金より少し安い費用で受講できる場合が多いです。ここでは、個太郎塾の夏期講習費用を紹介します。

<個太郎塾の夏期講習費用>

学年期間一般生料金
中学1・2年生7/1(火)〜9/13(土)日程は自由選択1コース(80分×4コマ):15,752円
※1対2の費用です。1対1の場合は、3,300円加算されます。
中学3年生7/1(火)〜9/13(土)日程は自由選択1コース(80分×4コマ):17,116円
※1対2の費用です。1対1の場合は、3,300円加算されます。

キャンペーン例

夏期講習期間には、各塾がさまざまなキャンペーンを実施しています。

例として、臨海セミナーと栄光の個別ビザビのキャンペーン内容を紹介します。

<臨海セミナーのキャンペーン>

学年期間一般生料金
中学1・2年生前期:7/25(金)〜8/1(金)のうち6日間
中期:8/5(火)〜7(木)の3日間
後期:8/18(月)〜30(土)のうち8日間
3,300円
中学3年生前期:7/23(水)〜8/2(土)のうち8日間
中期:8/4(月)〜8(金)の5日間
後期:8/18(月)〜30(土)のうち8日間
5,500円

個太郎塾のキャンペーン>

学年期間一般生料金
中学1〜3年生7/1(火)〜9/13(土)日程は自由選択2コース(80分×8コマ)
無料

夏期講習の期間や費用は、塾によって異なります。各塾の詳細やキャンペーン情報は、夏期講習特集ページでリストをご覧ください。

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中学生が夏期講習を受講する4つのメリット

夏期講習には多くのメリットがあります。ここでは、主要な4つのメリットを紹介します。

中学生が夏期講習を受講する4つのメリット

1. 長期休暇中も学習習慣を維持できる

夏休みは学校の授業がないため、生活リズムが乱れやすく、学習が後回しになりがちです。しかし、夏期講習に参加すると決まった時間に学習する習慣を継続でき、夏休み中の学力維持につながります。

夏休みの過ごし方は2学期以降の成績に影響しやすいため、学習習慣を維持することは重要です。

2.これまで学んだ内容の定着を図れる

夏期講習では、1学期までに学習した内容の総復習を行います。学校で一度学んだ内容を復習することで、断片的だった理解を体系的に整理し直す機会にもなるでしょう。

また、学校よりも難易度の高い問題に取り組むことで、応用力を養えるというメリットもあります。

3. 苦手科目の克服につながる

中学の英語や数学では、前に習った内容を次の単元で使うことが多いため、苦手な単元をそのままにすると、次の内容でつまずく可能性があります。

夏期講習では、多くの生徒が理解しにくいと感じやすいポイントを再度学習するため、重点的に取り組むことで、2学期以降に備えることができます。

4. 受験対策ができる

夏休みは、高校受験対策において重要な期間です。

勉強時間を十分に確保できるため、基礎を固め、基礎の定着を図り、問題演習を繰り返して実力を高めるチャンスになるでしょう。

時間がなくて後回しにしていた英単語や計算練習、漢字などに集中して取り組むのもおすすめです。

中学生向け夏期講習の塾選びのポイント

夏期講習の塾選びで迷ったときにチェックしたい5つのポイントを紹介します。

中学生向け夏期講習の塾選びのポイント

学習スタイルや内容が合っているか

集団指導か個別指導か、講義中心か演習中心かなど、塾によって学習スタイルは異なります。目的や性格に合ったスタイルの塾を選びましょう。

初めて塾に通う場合は、お子さまの性格に合っていて、楽しく通える塾であることが大前提です。

そのうえで、成績を伸ばしたい、苦手科目をなくしたいといった目的に合うかをチェックしてみてください。

通塾しやすい場所にあるか

夏期講習は、連日通う場合も多いため、長い通塾時間が負担になり、意欲が低下してしまう可能性があります。

モチベーションを維持して通えるように、できるだけ自宅から近く、通いやすい塾を選びましょう。

無理なく通えるスケジュールか

夏期講習が、部活動などの予定と重ならないかどうかを確認しておきましょう。部活動を優先する場合は、スケジュールが合う塾を探すか、個別指導の塾を試してみるのもおすすめです。

 個別指導の塾は、集団指導と比較すると費用が割高になりますが、予算に合わせて調整してもらうことも可能です。

部活動と両立しやすく、生徒一人ひとりに最適なカリキュラムで授業を進めてもらえるので、効率よく学べるというメリットがあります。

費用が予算内におさまっているか

夏期講習は特別講座のため、通常授業とは異なる料金体系が設定されていることもあります。

また、公開されている費用の他に教材費などが加算される場合もあるため、合計でどの程度かかるのかを事前に確認しておくと安心です。

講習終了後にも続けられるか

9月以降も継続して通える塾を選びましょう。たとえば、夏休みだけだからと遠くの塾を選んでしまうと、2学期以降に継続するのが難しくなる可能性があります。

費用やスケジュールなども考慮し、続けやすい塾を選ぶことをおすすめします。

夏期講習を受講するべきか迷ったときのチェック項目

夏期講習を受けるかどうかを迷ったら、次の内容に当てはまるかどうかをチェックしてみましょう。

夏期講習を受講するべきか迷ったときのチェック項目

成績を伸ばしたい

定期テストや模試の結果を見て、「このままではまずい」と感じているなら、夏期講習で巻き返しましょう。

時間に余裕のある夏休みは、学習の遅れを取り戻し、苦手科目に取り組む絶好の機会です。短期間で成果を出したいという強い意欲があるときこそ、塾に通って集中的に学習することをおすすめします。

集中して学びたい教科がある

得意科目をさらに伸ばしたいなど明確な目標がある場合は、夏期講習での集中学習をおすすめします。

演習問題を通じて実践力を高めることで、内申点の向上につながり、高校受験でも有利になるでしょう。

特定の分野を重点的に学習したい場合にも、まとまった時間を確保できる夏休みは最適な時期です。

自宅で集中して勉強できない

自宅で長時間勉強に取り組むのは、容易ではありません。夏期講習を受講すると、毎日決まった時間に通うことで学習リズムが整うのでおすすめです。

授業前後に自習室で集中して宿題に取り組む習慣をつければ、残りの時間は自由な時間も確保しやすくなります。自宅以外に勉強する場所を見つける機会としても、ぜひご活用ください。

普段できない受験対策をしたい

夏休みは、受験対策にじっくり取り組める貴重な期間です。特に3年生の夏期講習では、入試で頻出の問題などを多く扱うため、これまで取り組めずにいた受験対策を進めることも可能です。

夏期講習で基礎と頻出パターンをおさえておけば、秋以降に過去問演習や実戦的な対策に入りやすくなるというメリットもあります。

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※本記事に掲載している情報は記事執筆時点のものです。料金・キャンペーンなどの最新情報は各教室にお問い合わせください。

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